【プライベートゾーンを家庭で教えよう】学校丸投げはダメ! おススメの本 3選

みなさん、日本の性教育は、先進国のなかでものすごく遅れている。って知っていましたか?

わたしは、我が子が思春期になってからこの事実を知りました。遅いですよね。

本来ならば、子どもの性教育は家庭で3歳から10歳の間にはじめるのが理想と言われています。

モヤモヤ

そのことを知る機会がなかった

性教育を義務教育にする国もあるほど、他の国では日本より意欲的に性教育に取り組んでいます。

がっかり

日本は一体なにをしているんでしょうね。

わたしが子どものころ、保健の授業は男女が別々の教室に分かれて行われていました。性について”恥ずかしいもの” ”異性に知られてはいけないもの”といった感覚があったことを覚えています。

両親も同じような教育を受けていたので、「そのうち分かるでしょ。」「学校で教えてくれるのでは。」的な考えを持っており、家庭で性について語られたことは一度もありませんでした。むしろ口にするのも憚りたい、タブーなものといった印象です。

いざ自分が親になって、「さて、我が子の性教育はどうしたものか。」と疑問をもち始めたのをきっかけに、自分なりに調べました。

すると、わたしが学生のころから30年近く経っているのに関わらず、日本の性教育はさほど進化していないことが分かり、本当にガッカリさせられました。

つまり、

我が子の性教育は親次第で差が出る

それならば、子どもを出産するときに産院や市の催しで性教育の現状と正しい知識を教える場をつくってくれてもいいのに。と憤りを感じますが…

この記事ではわたしが自分なりに調べて、実行したことをお伝えします。

\\ この記事からわかること //

家庭で性教育をはじめるなら、本を活用しよう
おすすめの本3選

もくじ

なぜ家庭で性教育をする必要かある?

なぜ家庭で性教育をする必要があるのか学校教育の現状を知る必要があります。

子どもの性教育は学校でやってくれるんでしょ?

学校では、肝心なことを教えてくれないんだよー

学校では教えてくれない!

小学4年生から性教育の授業を保健体育の授業で行いますが、学校では親が教えて欲しいと思う肝心なことを教えてくれません。

「歯止め規定」という妊娠の経過は取り扱ってはいけない制約があるからです。

学校では、なにを教えてくれるの?

学校では、受精の仕組みや性交については取り扱わない仕組みになっているので、月経や射精だけ教えてくれます。

学校の保体の授業では、子どもたちの好奇心を刺激し放置するといった現状を、わたしたちは知っておく必要があるのです。

きちんとした性教育を受けれず放置された子どもたちは、ネットを検索して性はいやらしいものだと本質とは違った知識を身に着けてしまうのでしょう。

2023年から”性暴力”についての授業始まる?

2023年度から学校で「生命の安全教育」という学習が始まる予定です。

  • プライベートゾーンについて
  • 人との適切な距離感について
  • インターネットによる出会いにおける注意点
  • デート
  • DVのこと

など、多岐にわたって学べるようになると言われています。

しかし今まで同様、家庭での性教育は今後も重要なキーを握るのではないかと私は思います。

“学校でも家庭でも”が、子どもの未来を守る性教育の理想図なのではないでしょうか。

家庭で性教育
どうやって子どもに伝える?

我が子に正しい性教育をしたいけれど、どう伝えたら良いのか分からない。

我が家の場合、我が子に性について教えようとしたのは”子どもが中学生になってから”とスタートが遅いです。

思春期にさしかかる子に急に性について話すのは難しく、、

悩んだ挙句、本棚に性教育ゾーンを作ることにしました。他の本と一緒に並んであったら子どもたちが興味がある時に読んでくれると思ったからです。

結果は、大成功!

性についての本が堂々と本棚に並んであることで「うちは、性の話をしてもいいんだ。」と子どもたちが思うきっかけとなり、本を通して性の話が徐々にできるようになりました。

性教育に本を活用しよう!

性教育の本ってどんなものがあるの?

わたしのおススメを紹介します

お母さん!
学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!

どんな内容?

「おかあさん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!」/のじ まなみ

この書籍は保護者向けの本と言えますが、本棚に置いてあるとインパクトのあるタイトルが目を引くのか子どもが手に取ってはパラパラ読んいます。

しかし、イラストはあっても基本的に文字が多い本なので、低学年の子どもには読みづらいかもしれません。

とはいえ性教育の手解きが書いてある点は、大変参考になりますよ。

「どこまで話していい?」「こんな場面ではどう答えればいい?」などシチュエーション別に解説されています。性教育初心者は、この本から始めることをおススメします。

感想をきかせて

ママA

子どもに伝えるべきことが書いてある。学校では絶対教えてくれないので必読です。

パパB

子どもにとって大切なことが書かれている。特に男の子のいるご家庭は読んだ方が良いかな。

ママC

親も子も、活字嫌いな人にはちょっと読みにくいかも

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おうち性教育はじめます

どんな内容?

「おうち性教育はじめます」/村瀬 幸浩

この書籍も保護者向けの本と言えますが、漫画やイラストが多く子どもにも読みやすい内容です。思春期の子でしたら自分で読み進めることができるでしょう。

低学年の子どもには、本書のイラストを使って説明することが可能です。

体のしくみについて私自身が十分な教育を受けておらず、この本を通して異性の体だけでなく自分の体に対しても学びがたくさんありました。親も大変勉強になる内容です。

子どもに伝えるなら、こんな言い方するといいよ。と例文があったり、淡々と伝える・ニヤニヤせず事実のみを聞く。など親の心構えも書いてあります。

性について一歩突っ込んだ内容で、性教育のマニュアルとしておススメです。

感想を聞かせて

ママ1

性教育を受けていない親が、自分の子に対して幼少期からの性教育に取り組むための本

パパ2

自分の思春期、この本に書かれているように教えてもらいたかったな。

ママ3

実践するにはハードルが高そうだけど、繰り返し読んで子どもに伝えられるよう頑張りたい

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だいじ だいじ どーこだ?

どんな内容?

「だいじ だいじ どーこだ?」/えんみ さきこ

絵本なので、小さい子にも分かりやすく伝えることができます。

自分のことも大切、相手のことも大切、伝えたいことを優しいイラストが受け取る側の心に届けます。

イラストを見ながら、性を深堀りして話すきっかけとなり、他の性教育の本と合わせて置いておきたい一冊です。

感想を聞かせて

ママ1

3歳の我が子になんどか読み聞かせたら、入浴中に「だいじ、だいじ~」と言っていた。想いが伝わったのかなと嬉しくなった。

パパ2

子どもがなんの抵抗もなく、すんなり受け入れてくれた

ママ3

絵本といっても、内容的には大人まで勉強になる

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まとめ

「家庭でプライベートゾーンの教育」と言われてもなにから始めたら良いか分からない。

本を活用してお子さまと性について話すきっかけをつくってみてはいかがでしょうか。

家庭のなかで性について話せる空気が流れ、親も子どもと共に学んでいく雰囲気が理想ですよね!

わたしは親に性の相談は一切できずに大人になりました。してはいけないものだと思っていたからです。ナプキンを買うお金を貰うことすら、何日も悩んで精一杯の勇気を出して親にお願いしたことを覚えています。

子どもが質問しやすい・相談しやすい関係性を育む

そのためには、親が積極的に性を学ぶ姿勢をみせ、常に情報をアップデートすることが必要だと感じます。

親は積極的に学び、常にアップデート

そう感じたきっかけは、、、

学校から下校すると「疲れた・・・。」と言ってしょっちゅう横になる我が子。

わたしは、勉強もせずにダラダラしている姿に腹が立ち、口うるさく注意するのが日常となっていました。

そんな状況ですので、子どもとの口論は絶えず普段の会話もギスギスした一触即発の状態です。



しかし、わたしが性を学び直したことで、思春期はアンステディ(不安定)であることを知りました。

思春期はアンステディ
脳や神経系統が発達したり、体が変化成長する過程でホルモンバランスが崩れやすくなり、不調を感じる状態。

焦らずゆっくり休むようにすればホルモンの分泌が安定し、体調が整ってくるようですが、”思春期うつ”という言葉もあるほど深刻な場合もあるようです。

我が子はまさに、アンステディな状態だったので、体がしんどく横になっていたのです。

アンステディを考慮してわたしは、頭ごなしにさぼっていると決めつけ口うるさく注意をしたり、イライラして八つ当たりしてくる我が子と口論することをやめました。

すると、背中合わせだった二人(いいすぎw)が、学校の様子や今感じていることなどを落ち着いて話せるまでに関係は修復されました

相手のことを知ることが、信頼関係に繋がると実感しました

我が子にとって、『家は安心できる場所』でありたいですよね。

そのためには、わたしたち親も「性」について積極的に学んで、我が子が幸せにいきる手助けをしていくべきなのです。

そして自分の体、相手の体を大切にできる人間が、世の中にたくさん増えることを信じています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。みなさんにとって毎日がいちばん幸せな日でありますように(^^*)

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この記事を書いたひと

高校生から小学生
5人の子どもと夫の7人家族。

太陽のような母、夫の3歩後ろを歩く妻
「良妻賢母」を夢見ていたのに…
現実はカバのような大口で
雄叫びを上げて走り回っています。

好奇心旺盛でなんでもチャレンジ!
子育てから学ぶこと、
日々の経験を発信していきます

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