地元民に怒られたくない人必見!別府温泉で知っておくべき入浴マナー7選。

「入浴マナーってなに?」「別府の温泉につかる際の注意点ってある?」と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。

温泉は、地域によって独自の入浴マナーがあります。

入浴マナーは、知っている人からすると「できて当然」なのかもしれません。しかし、できない人にとって自身の行動が「マナー違反」だと気づくのは、困難です。

マナー自体を知らないから「できなくて当たり前」でしょう。

マナーは、相手に対する思いやりであって、「まわりに不快感を与えないためのもの」と言われています。ほかにも、「敬意の表し方」の意味合いもあるようです。

温泉は地球の恵み。マナーを心得て美しく、颯爽に入浴できたら、地球に感謝の気持ちが届くかもしれません。

また、入湯マナーを知って入浴することで地元民と仲良くなれたり、自分の気分も高まったりするので、より温泉を堪能できるでしょう。

この記事では、別府温泉に入るときのマナーだけでなく、より効果的な入り方までご紹介します。

別府温泉の入湯マナーを知りたい人や、より充実した入湯時間を過ごしたい人はぜひ最後まで読んでみてくださいね!

もくじ

地元住民には、怖い人もいる?!

「別府温泉で厳しい口調で注意された」「地元の人に睨まれた」といった口コミを見て、不安に思っている人もいるのではないでしょうか。

結論、地元住民はみんないい人です。

というのも別府には方言があるため、耳にする人によって与えられるイメージが異なります。

聞き慣れないと「荒っぽい」「きつい」「怒っている」といった印象を抱きがちですが、一方で「味がある」「表現が豊か」とも受け取れるでしょう。

つまり方言は、心情にピッタリ合った表現ができるので「豪快」なイメージを持ちやすいのかもしれません。「悪意はない」ので気にしなくて大丈夫です。

別府温泉は地元の人も多く利用します。

別府温泉は「観光客と地域住民が触れ合える憩いの場」といっても過言ではありません。

最低限のマナーを守ることで、地元民の人と打ち解けられる貴重な観光スポット。世間話に花が咲き、おすすめの食事処や観光地など教えてもらえたら嬉しいですよね。

温泉は、多くの人が利用します。
マナーを心得ることで、お互いをリスペクトできますよ。

これさえ知っていれば大丈夫!別府温泉の入浴作法 7選

温泉は、観光客だけでなく地元の人たちも日常的に利用しています。「ジモ泉」と呼ばれる公共浴場での独特のルールを1つずつ見ていきましょう。

  • あいさつをする
  • かけ湯をして浴槽に入る
  • 勝手に加水しない
  • 浴槽のフチに座らない
  • タオルを湯につけない
  • 髪の毛を湯につけない
  • 浴場から脱衣所へいくときは体を拭く

あいさつで気持ちよく

脱衣所に入ったらまず、あいさつをしましょう。

「こんにちは」からはじまって「お先です」「さようなら」で帰ります。返答がないパターンもありますが、気にしないでOK。

次に脱いだ服はたたんで、脱衣かごや脱衣棚からはみ出さないように整えます。

最後に、服のうえをバスタオルで覆って、中が見えないように目隠しをすれば完璧です。

服をたたむだけで終わらず、目隠しにまで気を配れたら入浴マナー上級者。かごや棚がきちんと整理されていると、気持ちがいいです。

浴室へ入ったら、まずはかけ湯!

浴場へ入ったら、まずはお湯をかけて体の汚れを落とします。

かけ湯をしないでお湯に入ると、温泉を汚してしまうかもしれません。

足や股などの汚れがたまりやすい箇所は、しっかりかけ湯をして清めてから入浴するとより良いですね。

また、お湯につかる前にかけ湯で体を慣らしておくと、湯船にはられた熱いお湯に体がびっくりして、急な血圧の上昇を抑えます。

シャワー台が空いていれば、さきに体をあらってしまいましょう。

体をあらう時の注意点は以下の2つです。

・周囲に人がいないか
・お湯が飛んで、他人に迷惑をかけないか

まわりの状況よくご確認ください。

お湯しぶきがかかって不快になる人は少なくありません。とくにシャワーをつかうときは、注意が必要です。

熱いからといって水を足さないで。

勝手に加水するのはやめましょう。

温泉の温度には意味があります。そのため加水をして温度を変える行為は禁止されています。

温泉のタイプには「あつ湯」と「ぬる湯」があるのを知っていますか。

設定温度影響
あつ湯約42℃交感神経
ぬる湯約39~41℃副交感神経

あつ湯の温度は、刺激的で体を緊張・興奮させるため「活力」を与えてくれます。

しかし、血圧が上昇するため長時間の入浴は禁物。3分程度の入浴を繰り返す「分割浴」がおすすめです。

ぬる湯の温度は、「リラックス」効果を与えてくれます。10~15分ゆったり入浴すると、よりストレスが軽減され、疲れた体を休めてくれるでしょう。

ついつい、やりがち。フチに座るのNG!

浴槽の縁に座るのはやめましょう。

お湯につかるとき、浴槽の縁に頭や顔を置いてくつろぎたい人もいます。そこにお尻を置くのは、失礼です。

さらに浴槽の縁に座ると、お湯につかっている人の目の高さとあなたの股やお尻が同じになってしまいます。

浴槽の縁が弱ってきているので、なるべく座らないでほしい。といった歴史ある別府温泉ならではの理由もあるのかもしれませんね。

頭に巻くのはOK。浴槽にはいれないで!

タオルを湯船につけるのはやめましょう。

タオルは、浴場内でさまざまな目的で使用されています。

・浴槽内を移動するとき、体を隠す
・髪の水分を吸わせる
・石鹸を付けて体をあらう

目に見えない汚れ・雑菌・石鹸カスや垢が付着しているタオルを湯船につけると、お湯が汚れてしまいます。

大勢の人が利用する温泉を、常にきれいな状態を維持できたらいいですね。

肩にかかる髪の毛は結びましょう

ゴムで結える長さの髪の毛は、アップにまとめましょう。

結わないで湯船につかると、髪の毛に付着しているシャンプーやリンスの成分でお湯が汚れてしまいます。また洗髪後の髪の毛は、抜けやすいため湯船のなかに落ちやすい。

長い髪の毛がお湯の中を漂っているのは、あきらかに不衛生。誰のか分からない髪の毛が体にまとわりつくのは、不愉快ですね。

髪の毛は結ぶ・シャワーキャップやタオルを利用して、湯船につかないようにしてください。

浴室から出るときは、しっかり体を拭き上げて!

浴場から出るときは、お湯がしたたり落ちないように体を十分に拭いてから脱衣所へ向かいましょう。

脱衣所の足元が濡れていると、滑って転ぶ心配があります。

みんなが使う脱衣所が濡れていると、不衛生です。きれいな方が、帰るときまで気持ちがいい。

忘れやすい髪の毛・背中の水滴まで、しっかり拭いてから出てくださいね。

温泉をゆっくりたのしみたいなら、混雑時間を避ける!

このような貼り紙がある温泉施設もあります。

やはり毎日通っている地元の人は、できていないマナーをつい注意したくなるのでしょう。

先述した通り、別府の方言があたえるイメージは、攻撃的です。

しかしそこに悪意はないので、ご安心ください。

とはいえ、楽しい気持ちで訪れた温泉施設で、キツイ口調で注意されてドンヨ~リ暗い気持ちで帰宅するリスクは負いたくありませんよね。

対策として、地元の常連さんが行くであろう時間帯をさける方法を実行してみてください。

事実、常連さんはほぼ決まった時間帯に訪れる傾向にあります。

混雑する時間帯を外せば、知らないマナーをやれなかったとしても、イヤな思いをせずに済みます。

とはいえ、温泉のマナーをしっかり学んでおけば、美しい立ち振る舞いだけでなく、どんな状況であっても堂々と温泉をたのしめるはず。

下記では、わたしがおすすめする市営温泉の「堀田温泉」「柴石温泉」の混雑予想時間帯をまとめました。

混雑時間を避けたい人は、ぜひ参考にしてください。

混雑予想時間帯

混雑予想時間帯は、以下の通りです。

< 堀田温泉>
平日・土日祝6時30分~7時30分、15時~16時、17時~19時、21時~22時

< 柴石温泉 >
平日・土日祝7時~8時、15時~16時、17時30分~19時

混雑時間帯の柴石温泉で、イヤな思いをした経験があります。

それ以来、混雑時間帯を避けて訪れるようにしています。

ゆっくり温泉を楽しみたいなら、混雑している時間帯を避けるのがおすすめです。

まとめ

温泉のマナーをしっかり身に着けておけば、自分も相手も気持ちよく温泉を利用できます。

温泉地である別府は、毎日利用する地元住民も多いので、記事内の入湯マナーを心得てから訪れるのがおすすめです。

温泉マナーを卒なくこなしていたら、ちょっと格好いいですし♡

ぜひスマートな行いで、地元の人と素敵な温泉時間をたのしんでくださいね!

  • あいさつをする
  • かけ湯をして浴槽に入る
  • 勝手に加水しない
  • 浴槽のフチに座らない
  • タオルを湯につけない
  • 髪の毛を湯につけない
  • 浴場から脱衣所へいくときは体を拭く

入浴時は空腹を避ける。

脱水症状予防のため、入浴前後の水分補給を必ずとること

温泉成分を肌に閉じ込めるため、入浴後の保湿は必須

暑い季節の入浴は、脱水症状を起こしやすいので十分注意してください。

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あなたのご旅行をより素敵なものにするうえで、この記事が一助になれば幸いです。

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この記事を書いたひと

高校生から小学生
5人の子どもと夫の7人家族。

太陽のような母、夫の3歩後ろを歩く妻
「良妻賢母」を夢見ていたのに…
現実はカバのような大口で
雄叫びを上げて走り回っています。

好奇心旺盛でなんでもチャレンジ!
子育てから学ぶこと、
日々の経験を発信していきます

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